2010年02月19日

インクジェット出力×700倍で見ると

◆街を歩けば、写真の入った看板もすっかり多くなりました◆

屋内外広告・看板用印刷機で印刷して作るんですよ
(インクジェット出力)



▼こちらの看板もインクジェット出力です。燃え滾る炭がリアルで食欲を誘いますね。看板効果=大です
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▲上の看板だけでなく、左の紺色の垂れ幕(懸垂幕)も、コアの印刷機で印刷していますよ


看板などに印刷という方法が普及したのには、いくつかの理由があります

 1.カッティングシートでは、表せないグラデーションや微妙な色彩が可能

 2.色数が増えてもコストに反映しない

 3.かなり小さな文字やマーク、細い線も可能

 4.デザインや色数が決定していなくても、きちんとしたお見積りができる

 5.機械が行う為、短納期が可能

 6.表面に紫外線カットのラミネートフイルム加工をすると耐候性がぐんと伸びる


他にも、印刷の優れた点はたくさんありますが、決して良い事ばかりではありません、どのような事かと申しますと

印刷の場合は、長期耐久性(耐候性)のカッティングシートと比べると屋外での耐久性(耐候性)は短くなります。また印刷の為、都度、印刷すると厳密に言えば、100%全く同じ色ではない
(印刷機が正常であれば、肉眼で識別し難いです)

その印刷機が結構メンテナンスの必要があるのです

色が変わってミスプリントになったり、インクを噴出するノズルが詰まったりと機械トラブルもさまざまです

▼コアのインクジェット出力機(屋外看板・広告幕印刷用)の最大印刷幅は、1.34メートルで、最大長さは50メートルまで一枚物にて印刷が可能です
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しかし、昨今は大きさを求めればきりがありません


それよりも、いつもブログご覧いただいているみなさま方
看板などに使われるシートの印字面って拡大で見たことあります?



おそらくないと思います。それも×700倍で


▼これは元々真っ白な生地に印刷しています
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▲この製品は、ミニ懸垂幕(垂れ幕)といって、ターポリンという厚手のテント生地に印刷をして作っています

▼印刷中の模様です
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▼わずか数ミリ幅ずつ何度も重ねて印刷していきます
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▲よく見ると、奥の方はまだ色が薄いんですよ

▲右端に細いラインがあるの分かります?

これは、コアの機械がC(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(ブラック)・LC(ライトシアン)・LM(ライトマゼンタ)という6色のインクを使用していて、それぞれのインクが、詰まったり変色していないかと目視確認出来るように生地の端に印刷をしているのですよ

さて、肝心な印刷面を見ていきましょう

▼下の写真に写っているのが、印刷状態の確認に使っている拡大スコープです
s-2010-02-13jv 002.jpg
それでは、スコープを見ましょう

▼×700倍の画像です
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▼では、次はピンクのところを
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▼スコープを覗くと
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▼緑はというと
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▼同じくスコープで×700倍
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▼次は色の境目へいってみましょうね
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▼この境界線は?
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▲線の実際の幅は、約1.1ミリ幅です

▼それではズームイン
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▲実は、×700倍で見れば・・・

肉眼で見るのと、この様に精密検査器具を使って見るのとでは、この様に違いがあります。
だからこそ、品質維持には肉眼ではなくきちんとした計測機械を使って判断・管理しています

同じ出力機とインクを使用していても、機械のコンディションが不完全な状態で、印刷の際の印字ムラ(印刷ムラ)やインクの密度が少なかったりすれば、せっかく印刷した印刷面が退色(色落ち・色あせなどする事)して、色が日々落ちていってしまいます

きちんとしたコンディションの機械で印刷した看板は、数年後もその看板を良い状態に保ちます

こうして、今回印刷されたミニ懸垂幕ですが、コアでは防炎製品生産事業認定を受けていますので、下の防炎ラベル(防炎シール)を自社で貼り付ける事ができます
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▼このラベルが無いと、例え生地が防炎だったとしても、何の意味も持ちません
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▼こうして、弊社の合格基準を満たした製品は出荷となります
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今回、全国に100箇所に個別に分けて発送納品させていただきます
ご注文ありがとうございました

▼参考にですが、この看板も印刷なんですよ
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勿論、紫外線カットのラミネートフイルム加工もしています
街で見かける看板、印刷した看板が本当に増えました

◆この品質を保持する為に、機械コンディションを維持する為にコアでは機械メーカーさんとの保守契約を年間に●十万円もお支払いしています
機械導入してから●百万円程の保守契約費用をかけ品質保持を保っています

コアでは、印刷面の状態だけでなく、印刷するシート(フイルム)等も一定期間・一定ロット毎に抜き取り検査をして品質管理をしています


以上、看板屋さん・印刷機械メーカーさん・出力会社会社さんは、あまり見せたくない舞台裏的な、インクジェット出力面×700倍ズームでした


それでは失礼いたします


ブログ管理者:看板・横断幕・懸垂幕・のぼり 有限会社コア



posted by コア at 01:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 看板豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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