2010年06月05日

見落としていた看板

私は、よくこう聞かれます
 「コアさんの事務所ってどこにあるのですか?」

そこで、こうお答えします
 「私の会社は北九州市小倉北区篠崎です」

すると、こう帰ってくることも
 「篠崎ってどのあたりです?」

そこで、このようにご説明します
 「紫川インターのすぐ側です」

するとほとんどの方がこう言われます
 「あっ、便利なところですね!」

そうなんですアクセス抜群!【紫側インター側】が今の事務所所在地に選んだ理由です

当然、紫川の横は頻繁に車で通っています



しかし、今年の3月のこと・・・

いつものように紫川の横を通っていて、ふと信号待ちで横を見ると、

s-2010-06-05ayu.jpg
今まで気づかなった「老朽化した看板」に気付きました

この道は、23年前から通行していますが、今まで全く気付きませんでした

◆上記看板の内容は?◆
「産卵期の鮎を獲らないで」「獲るから見るへ」という川と魚を守る為の内容でした(紫川○○○連絡協議会事務局という組織名称が下部に書いてあるが、写真UPに際して私の方で消しています)

読めばとても心をうたれる内容

しかし

かなり老朽化して、とてもさみしそう・・・・・・

以前は、河川を綺麗にするといって、コンクリートで河川敷を整備したり、釣り人の為に「釣り公園」を河川に作ったりと高度成長期には様々な変化がありました。確かに河川の氾濫、河川に打ち上げられた流木、水害事故等減ったかもしれませんが・・

再び、自然・生き物(魚)を呼び戻そうとしているんだなぁ・・・

我々は、多くの〔代償〕を支払ったようです・・・


それは?

〜私が気付いた〔代償〕の中から【3】つを挙げてみます〜

【1】川で生きる魚や貝などの生物が住めなくなった
【2】河川の植物がなくなり自然界による二酸化炭素を酸素に循環する量が減少した(河川だけではないが)
【3】生態系を変化させてしまった

などなど、信号待ちをしている間に考えが尽きません・・・


先ほどの看板ですが、少なくとも10年以上は経過しているようで、せっかく良い看板なのに、今は綺麗にする予算も捻出できないのだろうなぁ・・・

この紫川は、コアの膝元というか、コアが紫川の膝元で看板業をさせていただいているし、いつも紫側の側といって会社所在地の説明に活用させていただいている事もあり、この看板を無償で綺麗に改修させていただこうと思いました

そう思った途端、車を道路脇に止めて、その看板に書いている電話番号に電話しました(ブログUPに際して消しています)

すると、電話した先が株式会社●●というのです
民間企業のようで、おかしいと思い何度も番号を聞きなおしても看板に書いてある番号に間違いありません

電話に出られた方が、不安に思ったのか「少々お待ちください」と言って電話を保留にしたので、しばらく待っていると、「お待たせしました。申し訳ありませんでした、その事務局はこちらにありました」と言って、担当に電話をつないでくれました

そして担当の方に、
実は、私はこの紫川のすぐ側で看板業をしている者ですが、いつも紫川側を通行しているだけでなく、会社所在地も紫側インターそば・紫川のそば、と言って説明している看板業者なので、無償でこの看板を綺麗にさせていただきたくお願いのお電話をしました。お金や商売目的ではありませんし、北九州市の屋外広告業者としても市に登録しています。
また、会社所在地の自治会さんにも「こども飛び出し注意の看板」や「こども見守りパトロールのマグネットシート」なども弊社から寄贈させていただいていますので、ご安心ください。

そう伝えると、
そのようなご好意は大変嬉しく思いますが一応事務局内で確認してみますので、折り返しお電話という形でよろしいでしょうか?という事で連絡を待っていました

それから、すぐに私の携帯電話に連絡がはいり
「本当にそのような、ご好意に甘えてよいのでしょう?」と丁寧に言われるので、すぐそばで商売をさせていただいていますので、地域のお役に立てればこちらも嬉しく思います、という事で無償改修をさせていただく許可をいただきました。

そして、私はこう聞きました
この協議会事務局という名称を見て、当然、行政だと思ってお電話したのですが、民間企業さんなのですか?

はい、こちらは「株式会社高宮」と申します。というので、もしかして高宮さんって「釣具のポイント?」さんの高宮さんです?と聞くと
(北九州市で、タカミヤと聞けば釣具のポイントさん、タカギと聞けば水工房タカギさん、という位私たち経営者には特に著名ですから、ここでそのお名前を聞いてもしや?と瞬時に思いました)

はい、「釣具のポイント」高宮の社長室が、紫川〜協議会事務局をやっています。
というのでびっくりしました。


まさか、「釣具のポイント」の本社 社長室がその事務局とは夢にも思いませんでした。

聞くと、今から25年前から数名のボランティアではじめ、毎年4月に紫川のゴミ拾い清掃をして、アユを放流しているというのです
これが「紫川M-CAP連絡協議会」だったのです

〜恥ずかしながら、全く知りませんでした〜

「釣具のポイント」さんって魚釣りの道具の会社なので、魚をとる(釣る)だけかと思っていたら、魚を放流したり、人が汚した自然を綺麗にして、自然に返すということをしている、理念のある素晴しい会社さんだったと本当に感動しました

しかも、今年は25回目ということで、「福岡県知事」「北九州市長」も来られる記念式典で、当日二万匹のアユを放流するというので更に驚きました


◆しかも、来月のことです◆デザインは現状通りとしても、せめて色くらいは綺麗に付けたいので、メールにてやり取りさせていただき、新しい看板は色を入れて明るくすることになりました

一度もお顔を合わすことも無く、電話やメールでデザインなどの打ち合わせのできる昨今なので、急ピッチで物事が進みました


そうして、4月の「アユの放流」の数日前に改修が完了したのが

▼こちらの看板です(写真は放流際当日撮影の写真)
s-2010-06-05copy ayu.jpg
決して大きな看板ではありませんが、お役に立てて嬉しく思います

このエピソードを周囲に話すと、みんな「釣りのポイント」さんのことも驚きますが、私に、なぜただでそんな事するの?と聞かれるのですが、その理由はただ「広告を通じて社会に貢献をする」がコアの理念だからです、この一言で説明します。

コアには大それた理念はありません・・・ただ、

〜広告を通して、社会に貢献する〜

この短い理念は創業の時から守っています

なので、お金を頂いたら「社会貢献」ではなくなってしまいます
(代金をいただいたら商売になりますので)

コアには、大企業の様に立派な「理念」や「社是」もありませんが、さっきの短い理念ならコアの様な零細でも、必ず守っていける「理念」です

大それた事は出来ませんが、小さなことを継続して積み重ねていくことならコアでも可能です

商売と理念 この二つは完全に融合すれば時として、お金を追ってしまうこともあるでしょう
理念を持って商売・経営をすれば良いのでしょうが、それなら信念の方がゆるぎなく身近な存在な気がします

今回は、文章ばかりの長文にも関わらずにお付き合いいただきありがとうございました

おしまいになりますが、次回は「アユの放流際」に参加したのでその記事をUPさせていただきます

それでは失礼いたします


posted by コア at 02:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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